第99回全日本選手権大会 兼 第48回全日本大学選手権にて実証実験!
今回は、2021年10月28日(木)~10月31日(日) (4日間)、埼玉県戸田市・戸田ボートコース(全長2000M)にて開催されるボート競技(ROWING)大会にて実証実験を行います!
→2021/10/31追記 実証実験の検証結果はこちら
解決したい課題
今回の実証では、大きく以下の2つにチャレンジします。
(1)500M毎のラップタイムを自動計測する!
ボート競技は2000Mのコースを6艇程度の船が同時に走行し、順位とタイムを競います。タイム計測は人手(ストップウォッチ)で行われることも多く、多くのマンパワーを要します。そしてコロナ禍の中、計測スタッフを集めることも難しくなってきています。
計測したタイムをWebにアップするのにも人手が必要で、手間がかかるそうです。
(2)ネットでのLIVE観戦もっとわかりやすくする!
これまでのネット配信では、自動車でコースを並走し撮影するというスタイルでした。ボート競技に慣れた方であれば十分に見やすい映像です。ただボート観戦初心者の私がみてて思ったのは、今どのあたりで、どれくらいでゴールなのかが知りたいと思いました。
解決策(検証ポイント)
(1)500M毎に2点のGNSSで計測ラインを形成
コースの両岸に計測用GNSSを配置し、500M毎にラインを形成し、選手が通過したタイミングで時間を計測します。今回の実証では、手計測とどれくらいの誤差がでるのかを検証します。
(2)LIVE映像とトラッキング画面を融合
スタートからゴールまでの位置情報を表示できるようにしてみました。
さらに、全選手の速度(1秒毎に更新)と、全選手中最高速度の選手がオレンジ色でハイライト表示されますので、今どの選手がスパートをかけているのかが分かりやすくなったのではと思います😁
大会準備に掛けられる期間がとても短く事前の検証もできなかったためぶっつけ本番ですが、視聴者のみなさんに伝わりやすいようにサポートしていきたいと思います!!
競技観戦するには
UNIVAS 様の動画配信サイトからご覧いただけます。
https://www.univas.jp/live/univas_cup/?game=3348
今回は、女子舵手付きフォア(W4+) と女子エイト(W8+)が実験の対象です。
現在(10/29 11:50)W4+のレースを終え、GPSの取り付け位置が間違ってたり、初めての取り組みなので色々ハプニングが起こっており、様々学びを得られそうです😅
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません