ロードレース向け新機能②
2つの新機能 リアルタイム”タイム差”と“標高"データ表示
前回の記事では、”リアルタイムタイム差”について解説しました。
今回は、”標高”の表示機能について説明します。
(1)全選手のリアルタイム標高グラフの表示
コースの標高は、予めシステムに登録するコースデータから計算して行きます。
コースデータは、現在はgeojsonフォーマットに対応しておりますが、gpxファイルがあれば簡単に変換することができますので、実施あらゆるコースデータが地図上に表示できます。
標高データ自体は、標高画像ファイルから計算し計算しております。
リアルタイムに送られてくる全選手の位置データ(残念ながらGP01はGNSSの位置データを取得機能がないため)から、その選手が今コース上のどこにいるのかを判定し、画面下部のグラフに現在位置や標高をプロットしています。
(2)現実的には選択した選手のみの高度を表示
全選手の高度を表示すると、はやり集団走行していますので見づらくなります。現実としては関心のある選手を選択いただいて表示するという見方になると思います。また現在高度の数値も表示しておりますが、こちらは選択した選手の中でより「コースの先」に行っている選手のみの高度を数値表示しています。
また画面下部の標高グラフ上で、マウス操作や画面をタップすると任意地点の標高も確認することができます(下図)。
次回:順位表示について解説
今日は標高の表示機能についてご紹介しました。
次回は、様々な競技で観戦に役立つ、”リアルタイム順位表示機能”についてご紹介する予定です。
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N-Sports tracking Lab合同会社代表の横井です。
主に技術開発を中心に投稿します。愛知県出身、鎌倉市在住、趣味はウインドサーフィン。
ハードウェア、バックエンド、フロントエンドまで開発しております。
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