〈Smart Sailing〉NTTxウインドサーフィン協会による共同実験に利用
日本でのウインドサーフィンの認知向上、競技人口の増加を目指し、一般社団法人日本ウインドサーフィン協会(以下、JWA)では、日本電信電話株式会社(以下、NTT)と協業し、2017年からさまざまな取り組みを行っています。2021年からは、世界で活躍する日本選手を輩出するために「競技力向上」に特に力を入れており、世界と戦える強い日本チームを作るための共同実験では、弊社の「HAWKCAST」「Smart Sailing」が使われています。
導入前の課題
風や波など自然を相手にする競技であるため、多くの選手は体の感覚を頼りに練習をしています。強い選手の真似をしたくても感覚的なコツを掴むのは難しいとされています。日本チームの競技力を総体的にあげていくための課題が見つけづらいという点がありました。
導入による解決
現在行われている共同実験では、「HAWKCAST」で選手が海上を移動した軌跡を振り返り、「Smart Sailing」で角度や速度を数値化し乗り方を分析しています。今まで見えていなかった部分を数値化、見える化することで選手へのフィードバックが分かりやすいものになるようサポートしています。
また、海外選手の練習も計測することで、海外選手との差も把握でき、今後の練習方法を具体的に模索できるようになっています。
今後に向けて
今回紹介したNTTxJWAによる研究実験では、日本のウインドサーフィンの競技力をアップさせるための取組みに弊社の「HAWKCAST」「Smart Sailing」を利用いただいていますが、昨年行われたワールドカップでは「観戦」という側面からも「HAWKCAST」をご利用いただきました。
(2022年ANAウインドサーフィンワールドカップの導入事例はこちらから)
競技をする、観る、支えるという複数の視点から、スポーツを盛り上げて、サポートできるようこれからも努めてまいりたいと思います。
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