HAWKCAST3Dビューア開発編(2)-開発の方針
皆さんこんにちは。今回は、3D MapのベースになっているDECK.GLについてご紹介いたします。
DECK.GLとは
DECK.GLは、大規模な地理空間データや3Dデータの可視化をサポートするオープンソースのJavaScriptライブラリです。Uber Technologiesによって開発され、データビジュアライゼーションの領域で非常に強力で柔軟なツールとして広く使用されています。DECK.GLはReactやMapboxなど他のウェブテクノロジーと統合でき、異なるタイプのデータセットを高度にカスタマイズ可能な方法で地図やグラフィカルな表現に変換できます。これにより、地理情報システム(GIS)、データ分析、可視化プロジェクトでの効果的なデータの探索と表現が可能となり、ユーザーは洞察を得るのに役立つ情報を簡単に抽出できます。。
Chat GPTより
開発の方針
弊社の位置データは、「データ転送サーバ」からリアルタイムに送られてきます。
送られてきたデータに基づき、Map上にマーカーをリアルタイムに表示します。またこれらをReactのWebアプリケーションとして構築しています。
したがって、アプリケーションは以下の方針で開発しています。
【画面初期表示時】
- 必要なベースマップの描画(ReactMapGL)
- デバイスリストに基づく、マーカーの生成
- コースなど、ラインの生成
【位置情報受信時】
- 位置データに基づき、マーカーのアニメーション移動
- 航跡データ(ライン)の表示
- 速度や1kmあたりのペースなどを計算
今回は以上となります。次回はそれぞれの構築方法について具体的に解説していきたいと思います。
なるべく短い間隔で更新していくので、お楽しみにしていてください。
HAWKCASTに関するお問い合わせは、公式HPよりお願い致します。
N-Sports tracking Lab合同会社代表の横井です。
主に技術開発を中心に投稿します。愛知県出身、鎌倉市在住、趣味はウインドサーフィン。
ハードウェア、バックエンド、フロントエンドまで開発しております。
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