HAWKCAST救護サポート イベント救護の迅速化をサポート~「通報画面」の使い方編~

こんにちは。N-Sportsスタッフです。
本日は、HAWKCAST救護サポートの「通報画面」についてお伝えします。

HAWKCAST救護サポートは、スマートフォンの位置情報とGPSの位置情報を見える化して、スポーツ大会などのイベントで、救護が必要な人と救護する人をいち早く繋げるサポートをしています。

転倒をすることで怪我をしたり、熱中症で動けなくなってしまったり、スポーツ中はアクシデントに見舞われることもあります。

ある研究報告によると、スポーツ中の突然死では「ランニング中」が最も多いとのことです。

参加者の高齢化によるマラソン中の心停止は10万人に0.54人。ランナーが心肺停止に陥った場合、救命率は1分間に7~10%低下していくそうです。

マラソン大会で急な心停止。大会でAEDを準備していても、倒れてからAEDが届くまで時間がかかることは避けたいものです。

HAWKCAST救護サポートでは、専用URLにアクセスし、ブラウザで表示される通報画面から「通報ボタン」を押すことで、大会本部に連絡が行き、通報があった場所から一番近くにいる救護スタッフに現場急行指示を出していただくことが可能です。

専用URLは二次元コード(QRコード)を選手のゼッケンにプリントするなどし、救護が必要な選手を見た時に誰でもアクセスできるようにしておきます。

ご自身のスマートフォンで、二次元コードから専用URLにアクセス。
画面が開くと、選手の現状を知らせる選択しが出てきます。

呼吸をしているのか、意識がないのか、緊急度合いを簡易トリアージから選択します。

次に目印となるようなものがあれば、場所を入力します。(「神社の東側」「チェックポイント3を過ぎて50mくらいのところ」など)

大会本部から現状の確認が入るかもしれませんので、繋がる携帯電話の番号を入れるとその後の対応がスムーズです。

赤いボタン「スタッフを呼ぶ」をクリックします。

入力した情報と通報した場所の位置情報が、大会運営本部が見ているHAWKCASTの管理画面に通知されます。

大会運営者が閲覧する管理画面

選手の状況から判断し、通報場所の近くにいるスタッフや救護スタッフが駆け付けます。

通報画面からも、GPSを付けた救護スタッフの位置情報を確認することができるので、スタッフが通報現場に向かってくれているのが目視で分かります。

どんなに早くても、通報してから助けが来るまでの時間は長く感じますよね。
向かってくれている様子が分かると不安が少しでも和らぐかと思います。

次は、この通報がどのように大会運営本部の画面に反映されるのかをお伝えしたいと思います。

HAWKCAST救護サポートの詳細は、こちらからご確認ください。

現在、CEATEC 2023 に出展中です。

GPSデバイスを見たい、触ってみたい、詳しく話を聞いてみたいという方は、是非ブースまでお立ち寄りください。

[開催概要]
名称:CEATEC2023
開催趣旨:経済発展と社会課題の解決を両立する「Society 5.0」の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く
会期:2023年10月17日(火)~10月20日(金)10:00~17:00
会場:幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)
入場:無料(全来場者登録入場制)※入場にはオンラインでの登録が必要です。

N-Sports tracking Labのブースは、
ホール4 スタートアップ&ユニバーシティエリア ブース番号S124 です。

お待ちしております!