大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025での振り返り その2

前回記事の続きとなります
大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025での1秒間隔リアルアイムGPSトラッキングの概要について記述しました。よろしければ上記リンクよりご参照ください。
配信の仕様について解説
今大会の中継では、3系統のHDMI出力でコンテンツを提供しました。
1系統目:リアルタイム順位・ランキングの表示
リアルタイム順位・ランキングでは、コースのルートがシステムに登録されており、ルートの残距離に基づいて1秒ごとに順位を更新するようになっています。
また各選手の直近1分間における「平均ペース(分/km)」、1位との距離差に基づく「タイム差(1位との差:単位秒)」で表示することになりました。やや情報量が多いですが、ファンにとってはペースが見れるのは待望の情報だったよです。

図:テスト時の画面
ただ本番ではどのタイミングで表示するかが難しかったそうで、出番は一瞬でした。また中継で出された絵はスイッチャーの問題でしょうか、配信映像では緑っぽく映っていました。弊社がテストしたOBSではグリーン(#00FF00)で抜けば以下のとおり透過となり表示することを確認できます。

図:OBSで合成した画面
2系統目:全体Mapの表示
こちらは、CM明けに今各チームがどのあたりを走行しているか、航空写真上から確認するために準備しました。各区間毎に色分けされて、距離感などが掴みやすくなっています。しかし課題としては、混戦で重なり合った場合、チーム名が重なり見辛くなってしまうことでした。但し、今回の中継では出番はありませんでした。

3系統目:ミニマップ
こちらも画面の右下などのスペースに表示するクロマキーで抜く用のマップになります。

合成後は以下のようなイメージとなります(背景画像は無料のものを使わせていただいております)。こちらの課題も、混戦で重なり合った場合、チーム名が重なり見辛くなってしまうことでした。そのため、オンエアでは使われることはありませんでした、競技によって向く、向かないがありそうですね。

次回は本イベントでのGNSS関連の話題で記述
次回のブログでは、より詳しく今回のGNSSの受信機や受信性能について解説していきたいと思います!
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N-Sports tracking Lab合同会社代表の横井です。
主に技術開発を中心に投稿します。愛知県出身、鎌倉市在住、趣味はウインドサーフィン。
ハードウェア、バックエンド、フロントエンドまで開発しております。







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